どのようにして発症するのか?

うつ病発症のメカニズム

うつ病は脳から出されている神経伝達物質に異常がみられることによって発症することが分かってきています。私たちの脳からは神経へ情報を伝えるためにさまざまな神経伝達物質が分泌されています。例えば興奮したときにはドーパミンという物質が分泌されて身体全体に現在自分が興奮している状態であることが伝えられます。神経伝達物質が分泌されることによって私たちの感情は大きく変化するといっても過言ではありません。そしてこれら神経伝達物質を総称してモノアミンと呼んでいるのですが、このモノアミンの分泌量が異常をきたすことによってうつ病は発症してしまうのです。しかしモノアミンの分泌量の変動によって発症するというのは一説に過ぎず、ほかにもいくつかの説があります。

モノアミンの分泌量が変化するきっかけ

モノアミンの分泌量が変化するきっかけというのは私たちの普段の生活においてそこら中に存在します。その中でもうつ病の発症の大きな引き金になるといわれているのがストレスです。ストレスを感じると体全体が緊張状態に陥り、気分も滅入ってしまいます。これが一時的なものであればしばらくすると回復していくのですが、多大なストレスが長期的に積み重なっていくと心が休まる時間が一切なくなってしまいます。するとストレスを感じる場に居ない時であってもその場面の事が頭から離れず気持ちが沈んでしまってモノアミンの分泌量に変化が生じます。それによって最終的にうつ病を発症してしまうのです。ストレスを多大に受ける場面というのは仕事の現場だけではなく友人や親しい人と離別した時など辛いだけでなく、生活が大きく変化したときなどにもストレスを多大に受けることがあります。